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第1回「物理療法について」

昨年の10月で晴れて当院も1周年を迎えることができました。

これも、皆様のおかげでございます。

 さて、当院では昨年の11月より理学療法士も新たに1人増え、常時3人体制となったこともあり、理学療法士よりメッセージを出していこうとゆうことになりました。 定期的に理学療法士が様々な内容を更新していく予定なので、愛読の程よろしくお願いします。

 今回、ワタクシ 理学療法士の船越が取り上げるのは当院で使用している物理療法について紹介させていただきます。

 当院で使用している物理療法の機器は電気治療器、ホットパック、牽引、ウォーターベット、マイクロウェーブ、メドマーの6つとなっています。その中から今日は電気治療器の説明をしていきます。 当院で使用している電気治療器はフィジアスという機械を使用しています。フィジアスは干渉波モード、低周波モードとこの2種類を交互に流すフュージョンモードがあります。


干渉波モード

 干渉波とは、低周波(1~1000Hz)や中周波(1000~10000Hz)など異なる2種類の周波の電流を生体内で交差させることにより、新たな電流が発生します。これを干渉波といい、より深部(3~5cm)と、より広範囲を治療するための電療器です。

 主な効果として以下の3つがあります

 ① 鎮痛効果(痛みを取り除く)

 ② ポンピング作用(筋肉の収縮と弛緩を繰り返し血流を促す)

 ③ 神経伝達の改善(筋肉の麻痺や神経痛)

低周波モード

 低周波電流をプラス電子からマイナス電子に流します。はり付けた2つの電子周辺の筋肉を刺激し、痛みを和らげる仕組みになっています。

 身体に低周波電流を流すと、筋肉の収縮を繰り返します。これは筋肉をマッサージしているのと同じ効果があり、血行を促進させ、新陳代謝を促し、疲れやコリを和らげる作用をします。

フュージョンモード

 干渉波、低周波モードを自動で変化させながら治療を行うモードです。

 当院では長く一定の効果が得られ、なおかつ両方の刺激をえられるため、ほとんどがフュージョンモードを使用させていただいています。

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